PLEXTALK(プレクストーク)とは?
このページの主な項目
- 1.PLEXTALKの理念
- 2.開発経緯
- 3.平成24年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 「内閣総理大臣表彰」を受賞
- 4.PLEXTALKのその他トピックス
- 5.PLEXTALKのメールマガジン
1.PLEXTALKの理念
開発に着手した1993年以来、お客様のご要望を適切な価格で提供させて頂くために国際標準化に取組みました。
現在、世界29カ国でプレクストークをご利用頂いています。
1.基本の考え方
・視覚障害者の自立・社会参加への協力、支援
・情報化時代にふさわしいデジタル録音図書制作の支援
・国際標準(DAISY)に基づくデジタル録音図書制作の支援
2.目指す姿
・晴眼者と同等な読書環境の実現
・録音図書の世界共通財産化
3.国際標準(DAISY)の意義
・永続的なサービス提供と技術革新に合わせた商品の改善・開発・改良をはかること
・そのためには事業化し、研究開発への投資を続けること
・国際標準化し、市場規模を大きくし、コストダウンにつなげ、視覚障害者に求めやすい価格を実現すること
・標準化の中で、公正な競争を働かせ、関係者により良いサービスを、適切なコストで提供できるようにすること
・グローバル時代を迎え、録音図書の貸し借りが国境を越えて可能なように国際標準を守ること
2.開発経緯
1994年よりシナノケンシ株式会社は、カセットテープに変わるデジタル録音図書の調査ならびに機器の開発を積極的にすすめてきました。 これらの努力は1998年に実を結び、世界初のデジタル録音図書プレーヤであるプレクストーク TK-300(B)が完成致しました。
そして2002年8月に録音可能なプレクストーク・ポータブルレコーダ「PTR1」を、2004年10月に新型デジタル録音図書プレーヤ「PTN1」と、DAISY図書制作用ツールである「プレクストーク・レコーディング・ソフトウェア・プロ」を発売しています。
すべてのプレクストーク製品は、視覚障害者はもちろんのこと、失読症などの障害をお持ちの方にも使いこなせるようなデザイン・機能性で設計されています。
特に、プレクストーク・ ポータブルレコーダは視覚障害者の方々からのデジタル録音に対するニーズを満たすことのみならず、音訳ボランティアの録音図書制作ツールとしてもご利用いただける機能を搭載しております。
3.平成24年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 「内閣総理大臣表彰」を受賞
シナノケンシ株式会社は、内閣府主催による「平成24年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰(第11回)」において、最高賞となる「内閣総理大臣表彰」を受賞いたしました。12月5日には、内閣総理大臣官邸で開催された表彰式に出席し表彰を受けました。
DAISY形式の録音図書に対応したデジタル録音図書読書機「プレクストーク」を開発・販売し、情報バリアフリーを実現し視覚障がい者の自立、社会参加、就学及び就労支援に貢献したことが評価されました。
本事業活動開始時に掲げた理念、目標の実現にはまだ道半ばではございますが、このたびの栄誉は、ひとえにこれまで長きにわたりご支援を頂きました方々のご指導、ご協力、ご助言あっての賜物であり、心より御礼申し上げます。
この受賞を機に、更なる事業活動の推進に注力し、皆様のご期待にお応えできますよう一層精進してまいります。
4.PLEXTALKのその他トピックス
- 2016年1月21日
読むことに困難のある子供を支援する特別支援教育向けiPad用DAISY再生アプリ「いーリーダー」を開発 - 2014年10月6日
読みに困難を持つ児童生徒を支援する学校・団体向け教材製作ソフトウェア「PLEXTALK Producer(プレクストークプロデューサー)」を開発 - 2013年2月19日
【NHKラジオ第2<聞いて聞かせて~ブラインド・ロービジョン・ネット~>でプレクストークが紹介されました】 - 2012年12月7日
平成24年度 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 「内閣総理大臣表彰」を受賞 - 2012年12月6日
社会福祉法人日本ライトハウス創業90周年記念式典にて「感謝状」をいただきました